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2021.08.25
「IoT機器からCloud管理まで」 アドテックは鉛蓄電池 遠隔監視 ソリューションをご提案します。 アドテックのバッテリーセンサーを知って頂くために、仕組みを簡単にご紹介したいと思います。
まず、鉛蓄電池は二次電池に分類されます。 鉛蓄電池の負極板に鉛を、陽極板には二酸化鉛を使用しており、これらの極板は、化学反応を起こす希硫酸に浸されています。 大電量の電気を安定して供給する事が出来るので、産業用に向いています。 それでは、鉛蓄電池がどの様な化学反応を起こしているか、放電と充電両方見ていきたいと思います。
負極板では硫酸鉛、水素、電子(電気)が生成され、陽極板へ放電します。 陽極板では、硫酸鉛、電子(水素と結びつく)、酸素が生成されます。 また、極板を浸していた希硫酸は、生成された水により(水素と酸素と電子による化学反応)薄まります。
充電によって陽極板では、二酸化鉛、硫酸、水素、電子(電気)が生成され、陰極板へ放電します。 陰極板の硫酸鉛は、陽極板から流れ込んだ電子を取り込み、鉛、硫酸を生成します。
上記を繰り返していると、サルフェーションという現象が発生します。 硫酸鉛の結晶化です。極板の表面積が小さくなり、方充電の性能が著しく下がります。 これが、鉛蓄電池の寿命の1つです。
従来は現地で計測器を用いて寿命を判断し、鉛蓄電池を交換していました。 もしくは、鉛蓄電池の交換時期を予め定めて、鉛蓄電池を交換していました。 つまり、現場の負担が大きい事や、まだ使える鉛蓄電池を交換しなくてはならず、非効率だったのです。 そこでアドテックはそれらを解決すべく、バッテリーセンサーを開発しました。
アドテックのバッテリーセンサーの機能は主に3つです。
①バッテリーセンシング ②データを送信 ③Cloud管理によるセンシングデータの可視化
①バッテリーセンシングでは、電圧、内部抵抗値、温度(外気)を測定しております。 ②多数のバッテリーセルに対応できるように、バッテリーセンサーを親機と子機に分けており、親機と子機はBluetoothで通信します。 親機のみLTEによってCloudへ通信ができるようになっております。また、NB-IoTやCat-M1等を採用している為、通信料も格安です。 ③データはCloud管理しているため、センシング結果はどこでも確認出来ます。 また、センシング結果の表示UIはデザインを含めてお客様のご要求に応じて作成出来ます。
更に、アラーム機能など付加機能の追加も可能です。
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