IoT

医療現場や運送、警備、介護福祉、公共サービス等、社会インフラを支えるエッセンシャルワーカーの方々、また、エンターテインメントや建築現場、等で、その方々のセキュリティ管理の観点からも、ハンズフリーで通常のカメラと比較すると防水性や耐久性に優れているアクションカメラ、ウェアラブルカメラ、を導入する企業・団体は増えてきております。
カメラの性能は日々進歩しつつありますが、それと共に、記録保存する領域 主に使用される microSD カードの品質・性能はとても重要な要素になります。

アドテックの産業用途向け microSD カードは、最近上記の用途で採用されました。部品固定・長期安定供給の高品質品でありつつ、防水対策や耐久性、独自の電断対策を搭載しており、あらゆる場所での使用に適した、使用環境を選ばない高品質な製品でございます。

NVIDIA社やNXP社製の高性能CPUは、高速メモリとのアクセスや高周波ノイズの抑制など、安定した動作を得るためには設計から実装まで高いノウハウが求められます。しかしToradex®のCPUモジュールは、すでに安定動作を確認済みですので、CPUシステムの構築に特別なノウハウを必要としません。さらに利用形態に応じたインタフェースを持つキャリアボードを用いることで、短期間で製品機能の実現が図れます。

当社では、Toradex®のCPUモジュールとキャリアボードの代理店販売を行うとともに、キャリアボードのカスタマイズや新たな開発にも対応いたします。事例としてEV向けのキャリアボードの提供実績もございます。

少子高齢化が進む中、医療の分野でも人材の確保は重要課題として取り組まれています。その流れの中で、看護師が操作、運用する医療機器の集中管理と自動化のニーズが高まっています。

当社はそれらの自動化運用を検討する顧客企業から、投薬の精度向上と量管理の自動化のための機器について、その原理試作機の開発を受注しました。画像処理技術を用いて非接触で計測するセンシング部分の実現がキーポイントとなるため、画像解析技術を持つ協力会社とともに開発を推進いたしました。

通信インフラを構成する設備において、自然災害や事故によって発生する停電に備えることはとても重要です。その中で電源のバックアップとなる二次電源は、安心・安全を支える砦といえます。近年、バックアップ装置を集中管理し、管理精度を高める目的で、二次電源装置の健全性をセンシングするIoT機器への需要が増大しています。

当社は工場設備等で実績のある協力企業と共に、センシング用のIoT機器を開発、提案を進めております。お客様より当社のIoT関連の技術開発力とOEM製品の実績を評価いただき、2019年内にはパイロット運用を開始する予定です。

自動運転技術は、レベル3クラスの車両がリリースされ始めましたが、車載関連メーカーではレベル3からレベル4を見据えた機器開発が活発になっています。

当社は現在、車両運行管理機器の一部分の開発をしております。一次試作モデルの試作開発を担い、お客様よりその実績を評価いただき、2次試作モデルの開発も進めています。

また、EV系については、バッテリーマネジメント装置のIoTモジュールの開発を手掛けています。複数の社会実験に向けたIoTモジュールを提供した実績もあり、車載系でのIoT開発に力を入れております。